車中泊時の安全確保について

| コメント(4)
 
またまた少し間隔が空いてしまいしたが、
頂いていたご質問にお答えしたいと思います。


関連過去記事



re_size2147.jpg

ぷにょさんからのご質問

2)気持ちの良い車中泊スポットの探し方に共通しますが、安全面の確保方法を教えて下さい。暴走族、物取り犯、増水、高波、落石、熊などなど、なるべく合わないような場所の選択策、遭遇してしまった時のための事前準備、遭遇した際の対処方法など、教えてください。


うさっぷより
あまりご期待に沿えるお答えができない気がしますが、私が気をつけていること、思うことなどを書いてみますね。

危険な事態に遭遇しにくい場所の選択についてですが、その起因要素が少ない可能性の場所を選ぶようにしています。

ぷにょさんが挙げた一例をもとに、危険な事態の起因要素を考えていくと、
・暴走族、物盗り→人間
・増水、高波、落石→自然現象(天候、地形)、あるいは人工的構造物(柵、擁壁など)
・熊→動物
となりますね。
要するにそれらの要素がやってくる可能性の少ない場所、災害や崩落の起こる可能性の少ない場所を選んでいます。

どうやって選ぶのかの選定基準となるとまた長くなるのでここでは割愛しますが、とにかく危険要因との接触を避けられれば安全度は上がるように思います。

暴走族(ダサイ族と呼称変更運動があるらしいです)が好きそうでない場所を。好きそうな場所には近寄らず、来た痕跡のある場所は避ける。
どういう場所が彼らに好まれるのか、少し考えればその傾向はすぐわかるはず。
物盗りにとって効率が悪く、犯行がしにくい場所、状況で、しかも物盗りに自身の存在を知られにくい場所を。

天候が荒れていれば、それなりの場所を。
天候が安定していれば、その時の状況で判断を下す。
それができないなら無理に車中泊する必要は無く、安全そうな宿などを探せばよい。

熊などがいると思われる場所では、慎重に。足跡、フンの有無、それらの状態も確認します。
熊は本当にいますので・・・地元の方からの情報や、看板などには注意を払うようにしています。

痕跡が無くとも、もしかしたら・・・と思う場所では、食料のにおいをなるべく広げないような配慮をしています。
長時間の煮炊きはせず、簡便なもので済ませます。
風向きに注意する、できればそういう地域に入る前に食事などは済ませる、食料の保管には気をつけるなど。
クラクションを鳴らすなどもします。(周りに誰もいませんから迷惑にはならないかと)

先日も知床岬でトレッキングをしていた人たちの無人テントが熊に襲われ食料を荒らされたと新聞で読みましたが、熊対策用のフードコンテナを利用していたグループのテントは襲われなかったそうです。

でもね、一番怖いのは人間ですよ、なんといってもニンゲン。
動物はお金取らないけど、最初から命を狙うこともあまりないけど、人間はね・・・・・・



resize1692-1.jpg


私自身は、道の駅や高速道路のSA・PA、キャンプ場ならば安全だ、安全度が高いとは思っていません。
夜でも人がいる場所だから、明るい場所だから安全だ、安全度が高いとも思っていません。

この感覚は人それぞれ、さまざまのように思います。
生まれ育った環境、受けた教育やしつけ、危機意識の持ち方はそれぞれ違うので当然かもしれません。
誰と一緒に車中泊をするのか、何人でいつするのかによっても違ってくると思います。

最終的には自分自身で安全だと思う場所に行くしかないように思います。
他人にここが安全ですよと言われても、その人の価値観が分からぬ限り自分にとって安全とは言い切れないでしょうから。



re_size0938.jpg


私がもし、これから車中泊狩り(?)に出かけて窃盗などを企てる者だとしたら、言葉は悪いけれど「獲物」が確実にいて選りどりみどりでその中から襲い易そうな獲物が選べる場所、獲物自身が安全だと油断していそうな場所へ行くでしょうし、車中泊だとわかりやすい車に狙いをつけるでしょう。油断気味な様子で車中泊初心者風なら尚美味しそうです。
そして、犯行に都合が良く、逃走経路の確保が容易な場所で、証拠が残りにくい方法を選んでするでしょうね・・・。

強盗するにあたり、襲う側だって自分が逆襲される可能性を考えますよね。
車中にどんな人間が何人いるのか分からない、予想がつきにくい車よりも、確実に「アレは襲い易そう」「安全対策が手薄そう」と思われる車、金目のものがありそうな車、逃げるのに手間取りそうな車を選ぶでしょう。じっくり目星をつけた上で。

ということは、そうされないような対策は?と考えていくと・・・自ずと答えは出てきそうです。

狙うのが子連れなら、ちょっとした隙を突いて人質にという卑怯な手もある。
家族で車中泊の奥さまが、夜の道の駅などで子供さんを背後に複数引き連れてトイレへとそぞろ歩いているのも良く見かけますが、ひとりくらい後ろから口塞いで抱きかかえて連れ去ってもすぐには気づかないよな~といつも思います。
なぜ自分の目の前を歩かせないのかしらと見ていて思います。ゴルゴ13ばりの能力でもあるのかな。。。

・・・日本って本当に治安がいいですね。
それとも私が考えすぎ?。

男性といる女性も同様。男性と一緒にいる女性はかなり油断気味ですから狙いやすいな~と。
私自身も一人でいるときよりなんだか危機感が薄れる気がしているので、そう思うのです。
そんな女性がひとりになったその時を狙えば簡単です。トイレに行く時なんて最高のチャンス。
トイレの裏に引きずり込まれれば、他の部分が明るいだけにそこはもう真っ暗、なんてことも大いにありますね、照明のある施設では。口さえ塞げばあとは・・・

新聞などにも載らず、ニュースにもならず、世間には流れ出ていないだけで、車中泊でぶらついている知り合いの間では、自身が襲われた話、一緒にいた誰かが襲われた話、狙われた話、脅された話・・・割と普通に出ています。
その大半は、車中泊をしている人が複数集まっている場所、時間帯であったり、いわゆる安全神話がまかり通っている場所、状況で起こっています。

光と影はワンセット。
車泊の世界に既に入って来てしまっているのなら、その辺うまくやって楽しみましょうと言いますけれど、これから始めたい、始めますという人がいたのなら、積極的にお勧めはしないですよ、車中泊は・・・。

良いところばかり見せようとするものは、いいトシのせいか信じることはなくなりました。
レンアイでもそうだな・・・。(カワイクないですね~)
美味しいところばかりちらつかせる情報、そのことで儲けたいだけの人やシステム、体制の言う事に踊らされれば、そのしっぺ返しをいつか喰らう確率は高いように思います。

でも、そんなの考えすぎだと一笑に付して、車中泊を気楽にやって、犯罪にも遭わずにいる方もたくさんいらっしゃるでしょう。
それもアリだと思います。

でも、どちらを選びますかといわれた時、嘲笑されようとも、私は用心深くいくことを選びます。



re_size0959.jpg


危険な事態に対応するための準備と遭遇時の対処ですが、抽象的な表現にならざるを得ないのでわかりにくいかもしれません。
というのも、あまり手の内を明かしてしまうと、私自身の安全が確保できなくなる可能性があるからです。

ぷにょさんとのメールのやり取りで何度かお尋ねしましたが、ぷにょさんが男性なのか女性なのかを明確に答えて頂けなかったのも答え辛さの原因のひとつになっています。

突発的な事態への対処は、何段階かに分けて考えて、それぞれについて対応できるようにある程度シュミレーションはしていますが、実際にはその時々の状況を的確に判断して最小の被害で済むように冷静に対応しなければと思っています。

体力的に襲う側に勝てないのであれば、知恵と機転と判断力とで対処するしかないのが現実だと思います。
いつでも逃げられる態勢でいること、寝泊りする場所近辺の地理地形道路状況をあらかじめ把握しておくことは大切だと思います。

私が、二輪でテント泊ツーリングメインから車中泊メインになったのは、やはり動力機動で即時撤退できるという要素が大きいからです。他にも理由はありますけれど、とにかく動く鉄の箱に鍵がかかるというのはスバラシイです。

それから、相手を知ることも判断のための大きな要素だと思います。
例えば、近づいてきた車やバイクの排気音、エンジン音だけでも、だいたいの車種や排気量、車の改造傾向、そういった車を好む人の傾向をある程度知る事だってできるはずです。
走り屋なのか、そうではなくて木刀系なのか、少し予想できるだけでも対応に余裕が出て心持ちが違ってくるように思います。

友人に、イカツイ系で護身に関しての知識や対処法の心得のある人がいて、物質的な準備と選定方法、物品の扱い方、対処法ともにアドバイスをしてくれるのでとても参考になっています。

・・・まぁ、キャンプ用品でもかなり危険なモノはありますけどね。。。
あまり凶器は持たないほうがいいかもですよ。諸刃の剣。


熊については、層雲峡にも熊情報センターがあったように記憶していますが、そのような施設で対応策を学んだり、熊に遭遇した場合の対処行動マニュアル等を参考にされたらいかがでしょうか。

とまあ、思いつくままつらつらと書きましたが、少しでもお役に立てましたら幸いです。

この項はまた後程加筆修正するかもしれません。
とりあえずアップしておきますね~。



コメント(4)

うさっぷさん、お久しぶり。

車中泊の安全性は本当に議論は尽きないほど。

ちょっとずれるけれど、先日僕の両親、妻、子供たちの3世代で
車中泊の旅に出かけたんだけれど、
外出前に家中に鍵だけならずすべて補助鍵をかけまくる僕の姿に
父が小ばかにしたようなコメントをしていました。
そんな彼は車上荒らしやひいてはそこそこのいい車を窃盗される人です。

学生時代からの放浪の中で色んなタイプの人を見てきましたが、
正直、一人旅や車中泊に向かないタイプの人はいると感じます。
特に安全面で。

一言でいえば「感じない人、アンテナを張らない人」かな。

そんな人たちにうさっぷさんのメッセージがたくさん届けばと
陰ながら応援しています。

 こんばんは^^

 車中泊は自己責任ってことでいいような気がしますね。
 
 さて、今夜こそ晴れて欲しいオリオン座流星群♪

フリー太さん
車泊が禁止されてしまうことがないよう、行動には気をつけたいものですよね。
比較的自由に、車内に寝泊りできる日本の状況ってとても恵まれていることだと思うので、この環境は守り続けたいですよね。
車中泊中に犯罪被害に遭う人が出れば、ご本人や関係者はもちろんお気の毒ですけれど、やはり車中泊をその場所で今後も許されるかどうかにも影響があるわけですし、その土地を管理している側の責任まで追及されるようなことがあれば、誰もが嫌な思いをしてしまいますものね。

大翔さん
自己責任の範疇というものを、それぞれ解釈が違いすぎるんですよね。。。
流星群は、結局全然見ることが出来ませんでした。

コメントする(承認後に公開されます)

このブログ記事について

このページは、うさっぷが2009年10月21日 19:29に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「コスモスと珊瑚草、牡蠣と鮭の遡上」です。

次のブログ記事は「FFヒーターについて」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

最近のコメント

123の経済